先週開催された第22回愛知障害者問題全国交流会
第1分科会の報告を終えて、私の所属している経営者としての学びの場
中小企業家同友会の障害者の諸問題について学びを深める全国大会が愛知で開催されました。
そして恐れ多くも第1分科会(経営者の姿勢の確立と責任)で報告させていただける大変貴重な機会をいただきました。
半年前、自分が全国で報告することになり埼玉で最強のプロジェクトメンバーが招集されました。
まさにかつて経験したことがないほどの本気の報告づくりとなりました。
私自身、ビビりまくりでどんな内容を報告していいのか分からず必死に作りこもうと思いました。
でもそれが大きな間違いだと気づくことができました。
どんなに作りこんでも自身の身から出る言葉でなければ何も伝わらない!!とプロジェクトメンバーからず~~っと言われつづけていました。
それなのに一向に聞き入れることができない頑固な自分。ほんと自分でも気づかないぐらい頑固(笑)
そんな私でもあきらめず、可能性を信じて付き合ってくれた最高のプロジェクトメンバーのおかげで自身でも気づくことができていなかった言葉が少しずつ出てくるようになっていきました。可能性を信じてもらえた人間はものすごい力を発揮することができる。
そのことをまさに体感したのです。経営者として社員の可能性を信じることを実践することができたなら、、また、トレパルを利用する方が可能性を信じてもらえる方と出会うことができたなら
きっとそれまでの人生が変わるぐらいのエネルギーが生まれると思っています。
トレパルは支援者も障害のある方も対等にそして共に成長する場です。
完璧な人間なんていないですもんね。トレパル就労移行支援事業所は、ニューイーストの三浦社長の理解があって生まれました。
開所前に物流倉庫のスタッフに、色々と説明しましたが、どんな人が来るのかとニューイーストのスタッフの方は
不安でいっぱいの様子でした。それは設計事務所のホウユウさんも一緒でした。
ところが開所して利用者さんとの日常のあいさつを交わしていくうちに、企業側が理解していきます。
違う点はあるが、自分たちとさほど変わらない。いることが当たり前の存在になり
そこには同じ「人」としてお互い対等な関係なんだと環境を通して気づけたのだと思います。この企業一体型から生まれる関係性が私は大好きです。
このようなまぜこぜから生まれる好循環を沢山の業種、エリアに広げていきたいです。どうしようもない自分には素晴らしい仲間が沢山います。
そして社員、家族への感謝を忘れずに信じて行動し続ける。
「あらゆる可能性を信じて」を実践するスタートが切られました。
スタートは最高、後は最後まで走り切る。途中で歩いてもいい
ころんだり、立ち止まることもあるかもしれない、、、けど信じて行動し続けよう。
いつも最高な仲間がそばにいてくれるからです。そして、行動指針にある
〇夢や希望を傾聴し、対等に対話します。
→私がそうですが、意外とできているようでなかなか難しい
〇あらたな芽が出る環境を整えます。
→これが私たちの仕事のだいご味です。強制や指摘ではなく本人への気づいてもらうための言動を工夫し
芽を出したいという時を待ちましょう。本人が変わりたいと思う時に力になれる最高の仕事です。
〇新しいことにも挑戦します。
→あたらしいことに挑戦しないことも認めた上で挑戦することもよし!!自分自身が報告づくりという貴重な経験をさせてもらえてつくづく思うことは
人は自身の価値観で生きているし自身の言葉は想像以上に相手に伝わっていないということ。
そして自社の理念は、幹部社員と話し合い固めていきました。この報告づくりのおかげでより深めて作ることができたと思っています。
まだまだ実践できている段階にはありませんが、日々成長そして私の大好きな言葉「一念通天」の想いで事業に邁進していきます。